虫よけ市場拡大、人体への害は?

最近売り上げが伸びているという「1回のスプレーで24時間」など長時間の効力を謳ったタイプの虫よけスプレー。なぜそれほど長時間効果があるのだろうか?
こうしたスプレーに使用されているのは、トランスフルトリンという薬剤だそうだ。蒸気圧が高く、地面や植物に付着した後も再蒸散して空気中に有効成分が放出されるため、効果が長続きする。最近のワンプッシュ式など長時間効果がある殺虫剤に多く使用されている成分だという。ワンプッシュで24時間、蚊を駆除するスプレータイプは、1回のスプレーで24時間室内に滞留して蚊やハエを駆除できる有効成分量の薬剤が出て、徐々に再揮散して蚊やハエを駆除できる仕組みとのこと。
効き目が強くなると不安なのが人体、特に子供やペットへの影響だが、安全性はどうなのか気になるところだが、殺虫剤に配合されているピレスロイド系は虫に特異的に働く成分であり、人を含む恒温動物にほぼ作用しないため、ほとんど害がないそうだ。ただ肌に対しては刺激がある場合もあるので、直接かかるとピリピリする人もいるそうだ。また、虫と人とでは体の大きさや生理的な反応が異なる。使用しているのは昆虫に特異的に効く殺虫成分であって、人間に対しては違うという。さらに殺虫剤に使用している有効成分のピリプロキシフェンは昆虫特有の脱皮に作用する薬剤なので、人体への影響はほとんどないとのこと。イヌ、ネコ、ウサギ、サルなど哺乳類に対しても安全性が高いことが確認されているそうだ。
人体への影響はほとんどないということだが、何となく不安な場合は使用を控えた方がいいかもしれない。